高湯温泉・ひげの家

(閲覧注意:途中、お見苦しい画像や文章があります)

福島県の高湯温泉に行ってきました。東京駅から東北新幹線で福島駅まで東京からたった一時間半です クルマで群馬行く時も環八渋滞で練馬ICに乗るまでに1時間半くらいかかってるので、新幹線は速いですねぇ。今回もとくた値利用で、行きは30%引き、帰りは35%引きでした。

 

牛タン弁当。東京駅グランスタの利休では店内で焼いた牛タンが入ってます。

 

家を出る時は傘さしてましたが、福島駅では雨は止んでいて良かったです

路線バスで40分くらいで高湯温泉バス停に2時20分頃に到着しました。宿まで下り道を歩いて数分です。宿の駐車場には既に2台のクルマが止まっていて、新潟ナンバーと、もう一台は福島ナンバーのレンタカーでした。私達はおそらく3組目。

ずっと泊まりたかった、温泉ブログでも評判いいお宿、「ひげの家」に泊まります。玄関のたたずまいが素敵です。

パブリックスペースもセンスが良いです

 

 

 

 

初代の方のお写真 「ひげ」の家、という名前はこの方から名付けられたようです

部屋は一般客室で8畳間です。ほとんど温泉入浴ばかりして部屋にはほとんどいなかったです。

狙ってたわけではないのですが、紅葉も色づき始めたので窓の景色が素敵。窓が絵画のようです。

ちなみに、ひげの家のチェックインは14時です。いろんな方の温泉ブログを読むと、チェックインしたらまず「星見の湯」という貸切露天に最初に入った方がいいと書かれていたので、休憩せずにすぐに地下一階の大浴場へ向かいます。

仙気の湯 男女大浴場。男性内湯は中から露天風呂につながっています。女性は内湯のみ。夕食後に男女入れ替え。

 

 

レモン入り冷水 ビタミンCの補給は湯あたり予防にもなります

滝の湯 露天風呂 チェックイン〜夕食は女性専用です。夕食後〜翌朝は男性専用になります。適温でついつい長湯しちゃいそうです。お風呂に入ってるのは友人です。後ろ姿で頭だけなのでネット使用許可済です。

 

 

 

 

 

星見の湯(貸切露天風呂)

空いていたら、札を「入浴中」に変えて入ります。予約不要。

ここで事件勃発

14時半頃に私達がお風呂に向かった時から(おそらく同じ人)がずっと使っていて、30分たったしそろそろ上がる頃でしょうと、ドアの前のベンチに15時から座って待ってたんです。ても15時半過ぎても上がってきません 貸切はここ一か所しかないので、みんなが入りたいはずです。

14時〜22時として、夕食2時間を抜いたとして6時間。10部屋あるので一部屋あたり30分程度です。小学生でも出来ますよ、こんな簡単な計算は。

おそらく20歳くらいの若いカップルがいちゃいちゃしたいのかなー、それならしょうがないねと友達と話しながら待っていたのですが、あまりいつまでも出てこないから中で倒れてるんじゃないかと思いました。実は私は以前、箱根の硫黄泉に湯あたりして倒れたことがあるので、十分にあり得ることです。

「遅くなってすいませーん」と言って、16時近くにようやく上がってきました。うわー、なんと1時間半も入ってましたよ

もっと驚いたのは若者ではなくて、60代風の男性がビール持ちながら酔っ払って出てきました。50代後半くらいの女性連れて その男性が私に「一緒にお風呂入る??」なんて言ってきたんです。私のことを、お触りOKの宴会コンパニオンとでも思ってるようです。そういうのが目的なら石和温泉に行ってください

言葉が悪いですが、その方たちには、「ジジイ、ババア」という呼び名がピッタリな方たちなので今後そう呼ばせていただきます。

脱衣場に入ったら、友達が「なにこれー 床がびしょびしょだよー」

ジジイ達が、お風呂から上がる時に浴用タオルで拭かずに脱衣場に入ったから、床が汚れたままです。旦那が酔ってたとしても奥さんが拭かないのかね?そのまま使うのも気持ち悪いので、置いてある足ふきマットで拭きましたよ。なんでアイツラが汚したのを私が拭かなきゃなんないのかね??

おまけに屑籠みたら、こんなのが入っている

缶ビール3缶に、さきいかまで〜〜

温泉の脱衣場の屑籠にこういうゴミを見たのは初めてです。

貸切風呂に缶ビール5缶にさきいか持ち込んで宴会なんてやめてください 

ジジイとババアは本当に空気が読めなくて、食事の時にババアが「奥さんはこんな料理は作らないでしょ?」って言ってました。やっぱりね、なんとなく不倫かなーとは感じてましたけどね。そういう話は部屋食のある旅館でして欲しいものです。

ちなみにこの二人の部屋は「二人静」という露天風呂付の部屋で、この宿では一番高いお部屋なんですが、高い部屋に泊まったら何してもいいと思ってるようです。

気を取り直して、星見の湯の紹介をしますね。すごくいい所なんですよ。

 

 

 

 

 

夕食は、白樺ダイニングでいただきます。フローリングのお部屋です。他にも畳の部屋のダイニングがありました。ちなみにジジババとは同じダイニングでした。

献立表

ここまでは最初にセッティングされてます。見た目も綺麗に盛り付けられてるけど、味も美味しいです。

 

 

 

 

お造りもすぐきました

焼き物 柿が美味

 

ステーキ お肉がやわらかくて美味しかったです

 

器も美しいです。ウエッジウッドかしら?

 

お吸い物 ごはん お香物 デザートのぶどうゼリー

 

 

お料理は全て美味でした。これで平日13,000円。硫黄の濁り湯でこんなに食事が美味しいのはかなりのお値打ちです。

以前、会津若松に行った時も思ったけど、ランチの出来るカフェなどはいわゆる観光値段ではなくて、その上料理への手抜きはなくて本当に美味しいんですよ。福島はとてもいいところです。バスの運転手さんの優しさにも心が癒されました。

夕食後には、近くの共同湯「あったか湯」に行ってきました。

1時間の時間設定があり250円です。ここは、すんばらしかった。

エレベーターや休憩所まである共同湯なんて初めて見ました。市内の方に大人気のようで平日夜なのにこんな山奥にクルマが来ること、来ること。

 

 

 

 

この注意書き。よく分かるんだけど、笑えます

お風呂の写真はネットからのお借りものです

あったか湯の硫黄泉は宿と同じ泉質なのですが、源泉に一番近いせいかとても強くて、足がピリピリしてきます。硫化水素ガスが強い為に、こちらは露天風呂しかありません。

メタケイ酸は196.6もあります。

宿に帰って、入れ替え後ろの内湯と露天に入ります。内湯は最初に入った女性用と左右対称なだけで広さは変わらないようです。露天は岩風呂でした。

 

高湯温泉のスゴイところは、じゃんじゃん源泉口から新しいお湯が流れてくるんですよ。箱根だと、チョロチョロしか来ないですもん。那須もそこそこでした。

しかし、1日目にこんなに入って平気か?というくらい、部屋にほとんどいないで温泉ばっか入ってました。翌朝も露天風呂に入ったし。

朝食は夕食と同じ場所でいただきます。朝ぶろ入るとお腹がペコペコです。

 

 

 

 

 

 

白御飯が美味しいのですよ。新米の季節ですものね。

私がよく見てる温泉ブログの方が、温泉卵を白御飯にかけると美味しいと書いてあったので、真似してみました。本当に美味しかったです。

 

朝食後はさすがに体がだるくなってしまったので、少し横になって休みました。ここまでお風呂三昧になれるのも、新幹線で来てるおかげです。クルマ運転があると思うと、朝風呂に入る気持ちにもなれません。新幹線様様です

今回、ジジババのせいで残念でしたが、ひげの家は本当にイイ旅館だったので、また再訪します

クルマ旅が主流なので温泉は関東や、長野(安曇野方面除く)や新潟(湯沢まで)までと諦めてましたが、新幹線とくだ値の使い方もだんだん分かってきたので今後は東北の温泉旅も射程圏内に入りました